003.遺憾

Rel.1, 作成:2013/02/09, 更新:2013/02/09


 大学に入ってからもチョーセン嫌いは相変わらずでしたが、唯一例外がありました。それは、大学4年になって研究室に入ったとき。先輩に韓国からの留学生の方、Aさんがいらっしゃったのです。研究テーマが全く異なっていたため一緒に研究することは無かったのですが、一言で言えば、Aさんは紳士で、本当に良い方でしたし、よくして頂きました。

 今だから言えることですが、あのときの自分は、ちょっとおかしくなっていたところがあるかもしれない。この頃は、別の要因もあってコミュニケーションがうまくとれなくて悩んでいた頃で、そこに加えて、とにかく一途に頑固に「チョーセン嫌い」だったので、Aさんと話をするときは、表面上はそうでも無かったと思いますけど、なんかギクシャクしてたところがありました。こちらの気づかぬ失礼なこともあったかもしれません。運命とは思っていますが、大変に遺憾に思っています。実は久しくお会いしていないのですが、お会いしたときには、つたない韓国語で少し話でもできたら、などと考えています。

 で、修士を修了して25歳で就職しました。


履歴

Rel.日付内容
12013/02/06公開

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