第1版, 作成：2019/02/17, 更新：2019/02/17

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　ここでは、佐倉市にあったちばグリーンバス（かつては京成）の瓜坪停留所とその路線の高崎線について触れます。

　高崎線の前身は大関線と言い、田町車庫・京成佐倉駅から八街市の大関を経由して八街駅まで至っていました。馬橋入口の記事でも触れましたが、表226-1のように1964年頃は高崎・殿台・瓜坪経由の系統と馬橋入口（南酒々井駅そば）経由の系統の2つがありました。

表226-1　大関線の系統(1964年頃)（出典：全国バス路線便覧 昭和39年版）

起点	経過地	終点	粁程	運行回数
田町車庫	大関、殿台	八街駅	16.05	5.5
田町車庫	大関、馬橋入口	八街駅	17.25	1.5
八街駅	大関	瓜坪	6.95	1
田町車庫	坂下、京成佐倉駅入口、高岡	瓜坪	9.1	2

　どちらも総武本線と並行度の高い系統でしたが、特にそれが顕著な馬橋入口経由系統（しかも、もともと本数が少なかった。）は早々に馬橋入口止まりになり、八街に行くのは高崎・殿台・瓜坪経由系統だけになりました。しかし、これも総武本線と並行する榎戸駅～八街駅間はあまり利用客がいなかったようで、瓜坪止まりが徐々に増えたということのようです。なお、過去のいくつかの時刻表をこのサイトに入れてありますので、ご参照ください。

　瓜坪停留所は図226-1のとおり集落の佐倉方にありました。この図ではわかりませんが、東側に総武本線榎戸駅があります。瓜坪停留所から榎戸駅までは道なりに歩いて1.6km程度です。

　なお、1997年5月17日に写真を撮っていたので、下に4枚示します。

　図226-2を見ると、木がうっそうと茂っている印象を受けますが、当時のこのアングルだとこのようになるということで、他方向はそうでもありません。また、この写真の後部の木は現在伐採されています。最近の状況はGoogleストリートビューをご覧になってください。

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Naoki mimomi Aihara

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