路線バス小史
222.生田駅
第1版, 作成：2019/01/29, 更新：2019/01/29
現在、川崎市バス生田駅前停留所は、駅の西の踏切の南側にあります。この場所になったのは、1982年4月15日のことで、南生田小学校経由のルート（生03）が開通したのと同時です。
しかし、1968年7月25日の開業から移転するまで、生田駅前停留所は駅の北口にありました。図222-1に1975年1月時点の様子を示します。当時はOdakyu OX生田店がなく、バスが十分に通れるようにはなっていました。このルートでは踏切を越える必要があり、所要時間も結構かかったのではないかと思われます。
出典：CKT7415-C35-10（1975年1月）,
国土地理院ホームページ（筆者が図を加工）
なお、その当時は三田一丁目停留所（当時はもっと北にありました。）で折り返す系統もありました。推測ですが、ラッシュ時に（開かず踏切対策で）運行されていたのでしょうか。この三田一丁目折返便がどう折り返していたかは不明です。
以上、川崎市交通局の各年度の事業概要をもとに記しました。
現在の駅の北口は、前述のとおりOdakyu OX生田店ができ、バスが乗り入れることはできなくなっています。図222-2に1984年11月時点の様子を示します。少なくとも移転後2年7ヶ月で今と似た状態になっていることがわかります。図222-3は2009年4月の様子です。
出典：CKT843-C16A-8（1984年11月）,
国土地理院ホームページ（筆者が図を加工）
出典：CKT20092-C79-30（2009年4月）,
国土地理院ホームページ（筆者が図を加工）
なお、生田駅前には小田急バス及び神奈中バスの路線もありますが、とりあえずその話は割愛します。
| 版 | 日付 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 2019/01/29 | 公開 |
Naoki mimomi Aihara